江戸の昔から天下祭として親しまれてきた「神田祭り」が5月12日(土)の神幸祭を中心に実施される。中央区の氏子は日本橋1の部、3の部、4の部、5の部。
12日の神幸祭は午前8時に発輦し午後7時に着輦の予定。鳳輦、神輿を中心とした華麗なる平安祭礼絵巻、神幸祭行列が神田、日本橋、秋葉原、大手、丸ノ内の氏子区域を1日がかりで巡回する。
楽しく華やかな附け祭にもご注目を。中央区内のコース時間は次のとおり。
新常盤橋11時―本町―小伝馬町―馬喰町―13時―横山町―両国旧御仮屋着13:20―発着14:20―中洲14:50―水天宮前15:10―呉服問屋街15:30―堀留児童公園(15:50〜16:10)―日本橋三越16:30―今川橋16:50(中央通りの三越前から神幸祭の行列に附け祭が加わる)
12日(土)と13日(日)には氏子神輿が繰り出し町内が賑わう。
<日本橋・神田町会連合>12日(土)夕刻。神幸祭行列が通過後、室一、鍛治一、鍛治二、紺南の大神輿が中央通りで揉み合う。
<室町1丁目町会>日本橋からただ一基での単独での町会神輿宮入参拝は今回の神田祭で3度目に。江戸の原点、日本橋北詰めでの室一町会の気概に満ちた神輿宮入参拝をご覧あれ。
<日本橋3の部>13日10:30水天宮前、10:50ごろ明治座前で5の部と連合渡御。町会の大神輿が各町内を練って盛りあがる。
<日本橋5の部>大神輿9基が明治座前の清洲橋通りでもみあう光景は迫力満点、華麗かつ圧巻の神輿ぶりが人気の的。
<日本橋4の部>12日は、東日本橋清杉通りに5基の大神輿が連なり盛りあがる。12時半から16時半まで。13日16時半には東日本橋2・東日本橋三橘町会の2基の神輿が宮入参拝。
神田神社は4月に「神田祭―天下祭の誇り」を発刊。書店で販売500円。オールカラーで祭りの全容を紹介している。祭典委員が各町会ごとに掲載されている。
なお12日の附け祭「大江山凱陣」の練物は約170年ぶりの復活。文化資源学会の指導で再現される。
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