小学校の入学式が行なわれた6日、有馬小学校では新1年生が「交通安全教育」を受けた。実際に道路の横断訓練を実施することにより、交通ルールとマナーを身につけて交通事故から児童たちを守ろうというもの。
新入学児童が親御さんとペアになって校庭に整列したところに警視総監が到着。児童代表の左上腕に「黄色いワッペン」を付けた。このあと、水天宮交差点に向けて出発、交差点を時計回りとは逆に回って横断。騎馬や白バイの見守るなか、総監と手をつなぐ児童代表は緊張気味で、沿道の人たちの注目を集めた。新1年生にとっては登校第1日目の貴重な体験に。
12日午前10時半から、小伝馬町交差点で「交通安全祈願」のセレモニーが行われ、大伝馬町・小伝馬町地区協議会の主催により多くの関係者が参列した。祈願に先立ち、協議会の亀田会長は「この交差点は江戸通りと水天宮前からの通りが交差する要所で、交通事故が多いので中央警察と協力して、神田明神にお祓いしていただくことにした」と説明。玉串奉奠など神事を行ったのち、中央警察の早戸署長は「管内の事故は114件で昨年より13減っておりこれもこうした地域の協力によるもの」と、感謝の意を表した。 |