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■ 4月16日発行  このページの先頭へ
区議選、3地域の戦況
京橋地区
 8期32年の長きにわたり区議をつとめた大塚氏が引退し、後任に同じ新富町から木村氏が出馬。京橋地域の台風の目になっている。住いが湊町で、且つて都議だった篠原家が母方に有するだけに、各方面で話題をまいている。大塚氏が鳩山代議士との関りのなかで自民党を離れて久しく、このあたりの影響がどう出るか。
 自民党の女性議員として、議員団の幹事長を歴任し、議長を2度もつとめた押田氏は7期のベテランに。2人の町会長が相次いで亡くなり、このあたりの影響がどう出るか注目される。
 今野氏は立石都議の秘書から志をたて区議になって5期目に向かう。今や区議会のリーダーの一角を占める立場に。八丁堀から湊町へ固い地盤を固めてきたが新人、ベテランの侵蝕がどう出るか。
 前回、父親に次いで初当選にしてトップ当選という幸運を手にした礒野氏。前回は移入候補が小林高光氏の後継者と称せられるハンデがあったが、今回は自民党ただ1人の出馬に。それだけに、この4年で築地地区には他の現職の手がのびていると見られ、このあたりがどう出てくるか。市場移転と場外市場の再生という大きなテーマを目の前にしているだけに、台風の目になりそう。
 同じ築地で新人として登場した公明の田中氏も2期目の難関に。手広く活動し、第九を唱う会の役員に名をつらねるなど多彩に動いて票を手固くかためている。
 今回、初めて民主党の公認として出馬する守本氏は引退した大塚氏と同期で9期のベテランを目指す。今回、佃リバーシティから生れ故郷に戻っての戦いだけに、他の候補者の注目を集めている。公然と民主党を名のる反響もふくめて関心が高い。
 共産党の藤田氏は前回で引退した党のリーダー格、森山氏の後継者としての初出馬だったものの苦戦をした。1期4年の実績がどう出てくるか、周囲の注目を集める。
 新川から出馬した小島氏は深谷代議士が始めた政経塾に一度だけ顔を出したことがあるものの、自民党とは無関係の新人。

日本橋地域
 4期目の坂戸氏が引退し、元教師の岡田まり子氏にバトンタッチする。民主党公認の女性新人ということで日本橋地区の注目を集めている。選挙事務所が茅場町ということでも関心が高い。坂戸氏の票田をどこまで固めるかが、勝敗のカギになりそう。元女性教師のキャッチフレーズが新住人の心をつかむかについても周囲は注目している。
 今回、民主党とは「組合に頼りすぎる」と違和感を持ってケツを分かった高橋氏は無所属での出馬に。鳩山代議士の元秘書で6期のベテランだけに政党を離れての自由な立場が、票の多い浜町を中心にどう転回していくが、今回の日本橋での注目の的に。
 後援会の集いに500人もの支援者が駆けつけた神林氏は親の地盤を継いで、今回は区長と同じ6期目を目指す。票の少い日本橋の7の部から1の部、6の部へと手固い支持層を有し、トップ当選した実績を有する。現職議長のジンクスをものともしない強い支持者の存在は他候補も一目おいている。
 日本橋の中心を地盤とする石島氏は5期目を狙う。押しも押されぬ区議会のリーダーに成長。前回は僅少差で次点に泣いただけに、支援者の意気込みも違う。
 箱崎を拠点に2度目の勝負で議席を手にした増渕氏は、今回の選挙で安全パイを手に出来ると、支援者も燃えている。レディースクラブを発足させるなど、4年間でユニークな活動を展開し、これらが票としてどう固まるか。
 問屋街から地元人形町と広範な地域を地盤とする石田氏は3期目をめざす。問屋街の活性化には区と手を組んで取り組み実績をあげた。防災を通して新住民にも手をさしのべるなど、周囲の評価も得ている。
 公明の鈴木幸子氏は地盤が日本橋に戻り、3期目に向かう。また共産の小栗氏は四期目の中堅。日本橋という保守層の中で女性議員として手固い層をつかんでいる。
 新人の田中氏は明治大学出身でサラリーマンから地方自治の壁にとりくむ。
 なお、京橋の礒野氏、月島の鈴木久雄氏に加え神林氏、石島氏、高橋氏のトップ争いに注目している有権者も少なくない。情報公開に熱心な松本氏は2度目の出馬。

月島地域
 今回の区議選に出馬するほぼ半数が月島地域で、19名を数える。
 そのなかで注目される候補者が佃の、うりう氏。自民党に公認申請したものの、現職区議の猛反対で結局、無所属となった。29歳の若者。この自民党支部の判断にどう有権者の結断が下るか。注目の的になっている。
 10期をさらに刻もうという矢吹氏。最長レコードを自ら目指す。医師会の支援でどこまで自票をまとめ切るか。その矢吹氏に育てられた二瓶氏は3期目にのぞむ。青年会議所、税理士など多彩な活躍がどう票に反映していくか。
 勝どきの鈴木氏は、石播造船を退社して区議となり5期目。地道な地域奉仕で安定した基盤を築く。一方、豊海を拠点の中嶋氏も3期で議長を歴任して安定期に入るか。父の地盤を受けた原田氏は3期へ、自らの票固めの試練に。リバーシティ21の団地を支えとする鷲頭氏は2期目の挑戦に泣いて4年前に復活。今回は、安氏が不出馬というものの出入りの激しい団地でどう票を固めるか注目される。
 公明党は前回新人2人をかかえ現職のみの闘いに。中央区の人口は増えても頼みの支持母体が比例して増えていないとの見方もあり、月島でベテラン(6期)の田畑氏、女性幹事長として手腕を発揮する植原氏、新人ながら文化面でユニークな提案をしてきた晴海の中島氏、それぞれの地盤の行方が注目。
 共産党も新人のない現職だけの守りの闘い。勝どきのベテラン(8期)田辺氏、幹事長として責任の重い鞠子氏、佃で且つては都議候補にもなった志村氏。
 中山前代議士を推す民主党系が今回は一本化。青木氏は公認で、父の地盤をさらにどこまで固めるか。晴海の渡部氏は地域での活動から民主党には推せんに。前回、無名の新人ながら当選した田村氏も推せんに。
 月島の新人で注目されている医師の小坂氏。現職から恐がられている。前回、次々点に泣いた飯塚氏が再挑戦。ミニバスケットやPTAによすがを求めてどこまで票をのばせるか。早くからポスターで自己PRしてきた新井氏も新人で注目の人。
 
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