昨年秋の叙勲で、食品衛生功労により旭日雙光章の栄に輝いた石原康弘氏の受章祝賀会が、18日の日曜日、ロイヤルパークホテルで盛大に開催された。
式典開会に先立ち石原夫妻が拍手に迎えられ入場すると「まるで新婚さんのよう」の声が聞かれた。発起人を代表して中央区食品衛生協会の橋本敬副会長が、石原氏の食品業界に尽した経歴を紹介した。推せん団体を代表して(社)東京都食品衛生協会の鵜飼良平会長も挨拶。
来賓を代表して矢田区長は地域で活躍する石原氏の日ごろの幅広い付き合いと人柄にふれて多くの人たちに慕われていることを紹介し、今後の活躍に期待を寄せた。深谷代議士は、年と共に老いることはなく、夢を持つことでいつまでも若くしていられるという詩を紹介して、さらなる活躍を祈った。さらに保坂参院議員も祝辞を述べた。
中央区食品衛生協会の小林高光副会長と日本橋料飲の野永組合長から記念品が石原氏に贈られ、それぞれ祝いの言葉を述べた。引き続き孫の康太君と真央ちゃんから花束の贈呈。マイクを向けられて、「おめでとう」と語り、会場に笑いがおきた。
謝辞に立った石原氏は「荷の重い名誉であります」と、業界を代表しての受章の感激と祝賀会を開催した多くの方々への感謝の念をこめるとともに「今後、少しでもお役に立ちたい」と語った。
石原氏とは同級生で人間国宝の鳥羽里長氏が長唄を披露。日本橋ならではの粋な趣向が参列者を感動させた。引き続き鏡割り。来賓の立石都義と神林議長も加わり、さらに発起人の橋本氏、松崎宗仁氏、三浦辰彦氏、三田芳裕氏、湧井恭行氏、友人代表の渡辺兵太郎氏により杵を打った。中央区食品衛生協会の藤吉春吉名誉会長「本当に嬉しい」と祝杯をあげた。
地元の小泉・田中両氏の祝い歌で銀座料飲の石原壽理事長が手締め、佐久間司郎氏の閉宴の辞でお開きとなった。 |