区は国の景気動向指数(DI)にならって隔月で景気ウォッチャーの協力で区内の景気動向調査を行っている。
2月調査の結果は、景気判断DIは合計で53.5と前回調査より3.1ポイント低下した。先行き判断DIでは、前回調査より6ポイント上昇57.5となり、ともに横ばいを示す50を上回っている。前年月比では、現在判断DIが6.7ポイント、先行き判断DIも5.3ポイントとともに低下している。
<現状判断>家計動向関連では「受注数が伸び景気の回復を感じる」「客単価が若干上向いている」という回答も見られたが、「売上げは横ばいが続いている」「大きな変化がない」も。企業動向関連では「大口の受注が目立つ」「出荷量は増加傾向」の回答の反面、「変わらない」「暖冬の影響でやや悪くなっている」の回答も。全体としては「変わらない・やや悪くなっている」が増えた。
<先行き判断>家庭動向関連では「暖冬の反動で消費が増える」の反面、「消費が活性化しない」の回答も。 |