三井本館と中央通りをはさんだ三井三別館跡地を中心に年末から新しい空間を提供して注目を集めている。7月までの限定オープン。
<プラネタリウム>
天空に500万個もの星々を映し出すプラネタリウムが登場。
日本橋HDDVDプラネタリウムは世界最高峰の投影機と評判。直径18メートルのドームスクリーンに映し出す。演出は銀座出身の宮本亜門。描かれるのは世界の美術界に影響を与えた葛飾北斎。星と宇宙を皮切りに全く新しい北斎を見て楽しめる。日本橋から発信する宇宙への架け橋として各界の注目を集めている新空間だ。
入場料は大人1,500円也。11時から23時まで毎時00分から上映。
<子育てを支援>
プラネタリウムの入口横には「ハッピーローソン」が誕生。場所によって売り場スタイルを変えることに熱心なローソンが、日本橋の一等地で、子育てや世代の応援にとりくんでいる。ローソンが創業30周年で「未来のコンビニ」を公募したところ、最優秀賞が子育てであったという。
店に入ると美しい絵本コーナーがあって驚かせる。子どもたちをくつろがせる装置が至るところにあり、一時あずかりも可能という。
開店する同時にPR効果もあり、乳母車をおす若いお母さんが次々と店に入って行き、お年寄りの多い日本橋の目抜き通り新しい風景をつくりだしている。
<室町「福徳塾」>
プラネタリウムの裏側、三井6号館の1階に、1000年以上も日本橋を守ってきた「福徳神社」にちなんで「室町 福徳塾」がオープン。食事も出来てコーヒーも飲めて、日本間では落語も楽しめ、また文化向上のためのセミナーを開くという塾。
老舗の商品を扱うショップも併設している。
新しく出来た「むろまち小路」を通って新しい空間を楽しむのが粋とか。 |