日本橋三越向い側の「室町仲通り」が本町(昭和通り)まで延長されて「むろまち小路」と名称を変更。区がこの通りの電柱・電線を地中化にし、さらに石だたみの通りに生れかえたことから、地元は通りの名称も変えた。
この「むろまち小路」完成式が、7日午後5時から中央通り側で開催された。
室一本一商店会の橋本敬会長は「今、日本橋が大きく変わろうとしている中で、この通りも石だたみの品格ある通りに生れかわった。これも三越など企業の多大な支援の賜です。この通りだけでなく、日本橋活性化のきっかけになり、そして順次、周りの横丁などに広がっていくことを期待します」と挨拶。
来賓を代表して矢田区長は「地域の心がひとつになれば町がよくなることの手本で、これが全国に発信されるものと確信します」、立石都議は「これこそ東京スタイルの町の始まりで、大通りだけでなく小路まで電線を地中化した意義は大きい」と評価。中央警察の追田所長は「貸し金融の看板が並ばないことを祈ります」と笑わせた。
三樽に別れて鏡開きしたのを室町1丁目町会の石原会長の発声で乾杯。
閉会挨拶で本町1丁目町会の佐久間副会長は「空も足元も信じられないくらいきれいになりました。これで商売も盛んになることを期待しましょう」と語った。
高張提灯を先頭に参加者は祝賀会場の「福徳塾」まで行進した。 |