「モンゴル子ども支援」の第3回奉仕報告会が、3日の日曜日、八重洲富士屋ホテルで開催された。
開会に先回立ち「射霊の儀」が披露された。元五輪アーチェリー選手団監督をつとめた高柳憲昭氏が弓を射た。
会長の江口喜多枝さんは、「私たちがモンゴルの子どもたちに食料や教育を通じて支援を始めて7年目となり、当時5、6歳だった子が中学生になりました。これからもよろしく」と挨拶した。
来賓を代表してモンゴルのジークジット駐日大使に代わり夫人が挨拶。江口会長を中心にしたネットワークを「すばらしい」と高く評価するとともに、今年、日本財団から社会貢献賞を授章したことについて「皆さんの活動が認知されたものと評価しています」と祝福の言葉を贈った。
専務理事の新藤信之氏から活動の報告があった。昨年は日本凧の会が訪蒙し、今年は弓を通じた交流を展開。また一人親の働けるパン工場も設立して孤児院に給食したり、奨学生への支援も実施している。さらに「すべての子どもに図書館のあるくらしを」のキャッチフレーズに日本語・英語学校の建設計画もすすめている。団体の名称はIVNMC（モンゴル子供支援ボランティアネットワーク）
セレモニーに引き続きランチタイムではモンゴルの現状を伝える国営TVが上映されたり、マジックショーを楽しみ、モンゴルに行った人たちからの報告を聞いた。 |
