NPO法人「水と緑と光に輝く中央区研究会」の柴崎仁久理事長と役員が6日、区役所を訪れ、矢田区長に「勝どき橋の早期開閉」と「LRT導入」についての要望書を渡した。
2つの要望書のうち、特にLRTについては「新年度に中央区としての見解を明らかにする」との方針を同席した吉田助役が役員に明らかにした。要望書の主な内容は次のとおり。
勝どき橋の開閉を
『1940年に完成した「勝どき橋は現存する「跳ね上げ式」の橋としては国内最古といわれ、1970年に閉じられ、開かずの橋となった。
立石都議の一般質問に石原都知事が実現しようと答弁。昨年5月に勝どき橋資料館がオープンした。
今年6月14日には開橋66年目に子どもたちと清掃も実現。来たる東京オリンピック誘致に伴う、晴海メーンスタジアム、環状2号線の建設と周辺プロジェクトと相まって、運動の早期実現を期待している。地元中央区が政策として取りあげ、強力なバックアップをお願いしたく要望します。』
LRTの導入を
『LRT(ライトレールトランジェット=低床式路面電車)は、欧米では都市交通の主流になっている。
国土交通省によると全国で70のLRT導入構想があるとしており、豊島区に加えて新宿区では公募の区民会議が4ルートを提案と報じられている。
中央区が構想自治体の70に入っていないことは失望に堪えません。LRTへの着手は前回の区長選での公約でもありました。中央区の具体的な対応をお願いしたく要望します。 |