旧十思小学校の校友会が10月28日に開催された。
総会で事業、会計、監査の報告をそれぞれ承認したのち矢田区長が、母校の校舎を地域で活用して、毎年校友会を聞いている情熱に感謝の念を示した。また菅原雅雄会長は「これからも続けていきたいので協力を」と語った。来賓として列席した深谷代議士も挨拶した。
今年は大安楽寺の中山住職の弟でボーイスカウトの団長をしている大石和夫氏が「時の鐘」について講演した。当初は江戸城にあったものを本石町に移して石町の鐘といわれた。現在の鐘は290年前に鋳造され、関東大震災後に放置されていたものを小伝馬町の人の熱意で移設、その時は十思小学校の児童が鐘をのせた大八車を引いたという。
さらに郷土史家の有田芳男氏も江戸の町について講演。水戸街道は今の江戸通りでなくて日本橋堀留よりの大伝馬町から横山町大通り、浅草橋に通っていたと証明。
10月27・28日、東日本橋2丁目の薬研不動院前のワゴンセールが人気を博した。不動院開創415年祭と合わせて18日には稚児行列が行われ70人が参列した。
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