晴海3丁目の西地区で市街地再開発事業が具体化することになり、起工祝賀会が10月30日、ホテルマリナーズコート東京で開催された。
場所は黎明橋の隣で朝潮運が沿いの約4.2ヘクタールと広大な地区。現在、マンション、宿泊施設、事務所などが建っている。権利者は、土地所有者169人、借家権者247人などとなっている。
整備は平成18年から22年、22年から25年の2段階に分けて進める。最終的には、53階と32階の住宅棟、11階の宿泊施設と事務所、同じく11階の事務所ビルが建つ。マンション住民は新しい建物が出来てから移り住むことになる。
晴海ではすでに1丁目にトリトンスクエアなどが完成しており、2丁目の旧ホテル浦島跡地には事務所棟が完成間近かで、住宅などふくめて再開発が順次進められる。また晴海沖は埋立てられて新たな護岸が生れる予定。
関心をよんでいるのが5丁目地区。東京オリンピックが誘致となれば、ここにメーンスタジアムがお目見え、晴海の様相は一変する。
起工祝賀会で東京駅は、朝潮運河など新しく水辺利用に対して積極的な方向性を打ち出して注目された。しかし、環状2号線や3号線について議論は続いている。
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