日本橋馬喰町の「日本橋女学館」の校舎が建て替えられることになった。来年4月から現校舎の解体工事が開始され、新校舎(写真)は平成20年10月に完成の予定。
仮校舎については中央区の矢田区長ら関係者の協力をあおぎ、現校舎から近い台東区の小学校を活用する予定になっている。
新校舎の延床面積は8,200平方メートルで現在より少なくる。新校舎にはメディアセンターを設けるなどITに対応できるようにするとともに、新たに400席の小劇場タイプの講堂を設けるなど、画期的な試みにも挑戦。また特進コース、総合進学コースに加えて演劇やスポーツなどのスペシャル養成コースも開設して新分野を開拓する。
現在の校舎は昭和八年に建てられた三階建てに昭和三十年、四階を建て増し、さらに東京オリンピックの三十九年八階建てにして今日に至っている。
日本橋女学館は昨年、創立百周年を迎えて、五月二日、明治座で盛大な記念式典を挙行している。今回の新校舎建設は百年の大きな節目の金字塔ともなるもので、新時代への挑戦として注目される。
中央区の森の入口には大きな看板も設置され、その除幕式も行われた。
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