晴海をよくする会(江間洋介会長)は9月14日に総会を開き「東京オリンピック施設整備と晴海のまちづくり」を採択した。予定されている晴海スタジアムを中心にした新しいまちづくり方針を定めたもの。
内容は次の5点から成る。
(1)都と共に「オリンピックスタジアムと門前町を造る戦略」の策定。 (2)地下鉄新線の導入提案
(3)都有地活用の提案 (4)国際客船ターミナル移設と有効活用の提案 (5)地元歓迎体制の準備
このうち「客船ターミナル移設」については次のように説明している。
今回提案されたスタジアム計画はあまり利用されていない国際客船ターミナルを残したため、敷地に余裕がなく、「性能」「環境」「SPORTSの拠点」としての国際的な水準が確保出来ていないように見受けられる。そこで客船ターミナルを新・桟橋に移設することで敷地規模を拡げ「国際レベルのオリンピックスタジアム」とするよう提案する。更に大会後の「オリンピック記念公園の拠点」としても有効活用できる。
提案している新桟橋には大型客船が接岸できて多様な活用が可能、また防災上、帰宅困難者の「一次避難所」とすることもできるとしている。
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