銀座7・8丁目をエリアとする「銀座15番街」が昭和41年に発足して今年が40年の節目を迎える。記念祝賀会が8月19日、新橋の第1ホテル東京で開催された。ドクターコパ氏の講演や「銀座15番街俳句」の各賞発表と表彰式も執り行うなど賑やかに開催された。
会長の志賀直邦氏は初代の小森氏から辻田氏、山田氏と続いて4代目。特に挨拶では3代目の山田隼生会長が唱えた「職商人」を紹介。「天然の材料の良さと伝統を継承した技を生かし、職人としても商人としても恥じない仕事をするという、信用第一の商いが銀座の専門店の道であると説かれました」として、この精神で世界に誇る街にしたいとの意欲を述べた=写真。
来賓を代表して矢田区長に代り列席した鐘ケ江助役は、「私が東京に出てきたのが昭和四十年で、同じ時代を生きてきた思いで感慨ひとしお」と挨拶して今後の発展に期待を寄せた。
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