中央区日中友好推進委員会の招きで、8月25日、上海市黄浦区(ワンフーチー)の銭景林共産党委員会書記ら六名が立石都議の案内で都議会を訪問した。引き続き一行は三井不動産、三越本店を訪れたのち三越新館の役員応接室で訪日記念レセプションが開かれた。
主催者を代表して昭和西川の西川恵社長が「中国まではわずか2時間、互いの発展を追求していきたい」と挨拶。
来賓を代表して矢田区長は「中国との交流は1千年の歴史があるので、この土台を大切にして友好を深めていくことは意義がある」と強調するとともに「私は囲碁が大好きで5段ですが、今はインターネットで世界中の人たちと対局できる」と紹介し、ボーダレスの時代に言及。立石都議は「千客万来の精神で友好をふかめたい」と挨拶。三越の中村胤夫相談役(前社長)は「上海の黄浦区は東京の日本橋と同じ位置にあり、心から歓迎したい。08年にはオリンピック、10年には万博があるので、経済・文化の面で何か役に立ちたい」と歓迎の弁を語った。
黄浦区の銭書記の立場は行政トップと同じ。両区が地理的にも商業の面でも同じ立場にあり、広場や街並も似ていると紹介し、また「まごころで行政サービスする目標も同じと考えている。両国の友好は間違いない」と挨拶。さらに「オリンピックのサッカーは上海でやるので是非いらっしゃって下さい」とも語り、会場に拍手がわいた。中央区に観光案内書がプレゼントされた。
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