9月の第3回定例区議会に区は補正予算案を上程する。この中に「臨海部まちづくりグランドデザイン調査」が計上されている。来年秋にも都市計画決定が予定されている環状2号線を、晴海通りと並ぶ「都心と臨海部を結ぶ幹線道路」と位置づけ、2つの軸線上にある築地・月島地域のポテンシャル(セン在能力)を活かしたグランドデザインを策定しようというもの。
月島地域の連合町会が提出した要望書に応えるもので、来年3月までにまとめ、地域と共有するツール(手段)として、東京都にまちづくり提案していくとしている。
調査する活性化項目は次のとおり。
<交通軸>地下鉄網、バス路線、新交通など<防災軸>ライフライン、通信施設、CATVなど<景観軸>水辺、まちなみ、グリーンデザインなど<環境軸>自然や環境との共生など<活性軸>地域連携、生活動線など。
調査費は800万円。
5億4千万の減額に
9月補正は5億4,667万円の減額になる。当初予算で予定していた市街地再開発事業費(37億9,284万円)が、財政調整交付金での算定から「都市計画交付金算定」へ移行したため。
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