千代田区の富士見町、神保町、神田公園の三町会連合会が発起人となって、8月28日、飯田橋アイガーデンフェア(大塚商会本社ビル10階)で、「日本橋川に清流をよみがえらせる会」の設立懇親会が開催された。
且つては魚が住み、夏になると子どもたちが水遊びをするほどの清流が「汚水運河と化してしまった現状を、私たちの責任として私たちの時代に改善し、後世に引継たい」の思いで設立したもの。
設立趣意書では次のように川の浄化を説いている。
「日本橋川の汚濁を解決する方法として、神田川の水量を利用したり、潮の干満を利用した水交換による方策もありますが、これだけでは現在の隅田川以上の水質は望めません。戦前の清流と言われた“泳げるような川”の水質を取り戻すためには、継続的にEM菌投入を行って、更に一層透明度を高める必要があります。さらに、日本橋川の水質浄化と併せ、川の景観をより自然に近い美しいものとするため、護岸、高速道路の改善を調査研究し、必要な対応を行政に求めていくことも必要です」
同会には次の法人も賛同している。アクセルライフ、日建設計、大塚商会、東京区政会館、ホテルメトロポリタンエドモント、KDDI、大和ハウス工業、日本貨物鉄道。
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