立石晴康都議の連合後援会は11日、明治座で「総会と観劇の夕べ」を開催した。
観劇に先立ちセレモニーが開かれ、司会は勝どきの山内栄一郎氏がつとめた。開会挨拶に立った日本橋五の部連合町会の小堀章三会長は昨年の選挙へのお礼を延べるとともに「今後大きくなる政治家です。東京オリンピック実現で大いに頑張ってほしい」と語った。晴康会の富田蓮右衛門会長が後援会の収支と活動経過を報告して拍手で承認。
自民党の嶋田善一支部長は「一貫して矢田区政を支えている」と立石都議の存在の大きさを強調するとともに来年の地方統一選、参院選への協力を訴えた。来年の参院選で3期目に挑む保坂三蔵議員の敦子夫人と全国区に初出馬する大西ひでお都議が、それぞれ決意を述べ協力を求めた。
矢田区長が挨拶したのち、列席した自民党区議と深谷代議士の稲見秘書がそれぞれ自己紹介した。
築地本願寺の松原功人輪番は、立石氏が若い時に本願寺青年会の会長を務めたことを紹介し、「任務の遂行に努力することで悟っていく。周りの人のため尽すことで自分を向上していく。世のため、人のために一層の活躍を」と、立石都議に期待を寄せた。
月島をよくする会の新川有一会長は立石都議の提唱したLRT(路面電車)が実現に向かっているとして一層の努力を約束。東京倫理法人会の中野里孝正元会長は「矢田区長との名コンビで中央区も大いに発展し、磨きをかけている。品格ある政治家として尊敬しています」と挨拶。
意見発表に立ったの新富町の志賀山裕子さん。「祖父の代からのつき合いです」として、若い時の立石氏の写真を手にして、「中央区には劇場が3つもあって文化の香りのする街で、老舗もあれば銀座にはブランドの店がひしめいていて、古き街と新しい国際性が同居している成熟した街だと思います」との認識を示すとともに、踊りの会で機関紙を作りながら子供たちに日本の良さを紹介する仕事にも関っていると紹介。「日本の持つ文化の底辺を広げていきたい」と決意を語り、激励の拍手がおきた。
謝辞に立った立石都議は、石原知事が先頭に立っている東京オリンピックに言及。昭和39年の東京オリンピックは廃墟の日本が立ち直った姿を示した。然らば次の東京オリンピックは、成熟した東京を見せると同時に古き良き日本の「おもてなし精神」を紹介することになるとして、オリンピックによって東京をより良い方向に変えたい決意を明らかにした。また中央区の中興の祖三田政吉氏の遺志を継ぐ決意も示した。
各種団体を代表して東京都石油連盟の酒井英彦氏が三本締めの音頭をとって閉会。
引き続き劇団「誠」の「新四谷怪談」の観劇に移った。
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