まず初めにこの場をお借りして、矢田区長と中央区民の皆さまに対し、美しい贈り物「仲間の道」を頂きましたことにお礼を申し上げます。サザランド市民に対する皆さまの心配りに感動しております。
我々の市民は、この彫刻が美しいヘイゼルハースト庭園に醸し出す雰囲気を満喫することでしょう。彫刻は長く残る贈り物であり、サザランド市と中央区の間の友情を不滅にすることでしょう。
彫刻は長く残る贈り物であり、サザランド市と中央区の間の友情を不滅にすることでしょう。
「仲間の道」は、ここヘイゼルハーストのチームに特別に委託され、地元のアーティストであるナイジェル・ハリソン氏によって創作されました。「仲間の道」は、この素晴らしい庭園を引き立たせるように特別にデザインされており、この場所に置かれたことを誇りとすることでしょう。
この芸術作品は、人と共同体が理解と友情を達成するために一緒に努力するというイメージを表現しており、このメッセージを我々の市民は大切にしていくに違いありません。これらは確かに、サザランド市と中央区の間の関係を表わす理念なのです。私たちの現在の強い結びつきが、これから先も長い間継続していくことを望んでいます。
サザランド市と中央区が姉妹都市になってから15周年を迎えましたが、我々も本年、サザランド市が設立された当時に想いを巡らせています。
もちろん、日本と中央区を比較するとサザランド市はまだ歴史が古くありません。それでも100周年を迎えたこと、その間に達成した全てのことを誇りに思っています。 私は2003年に中央区の江戸幕府設立400周年祝賀式典に参加するために日本へ参りました。中央区の皆さまの中には、この場にいる議員2名が私と一緒に参加したことを覚えていらっしゃる方もおいででしょう。ブライト議員とシンプソン議員が祝賀式典に参加するために中央区へ参りました。矢田区長や中央区の区民の皆さまと一緒に素晴しい祝賀の席に参加させていただきました。
サザランド市の100年祭を祝うためにご参加いただいている中央区の皆さまを、ここにいる議員全員で歓迎します。
サザランド市が正式に発足した100年前、ここは今とは全くちがった場所でした。この100年間の間、ここに暮らしてきた多くの人々の努力なしには、我々が現在属しているこの偉大なコミュニティの存在はないでしょう。
今日、サザランド市には22万人もの人々が暮らしています。1906年当時、ここには僅か1,500人しか住んでいませんでした。粗末な草創期から、この地域は飛躍的に発展してきました。100年前、主要な輸送形態は馬や馬車でした。電気もなく、水道もなく、この地域は蒸気機関車で結ばれていました。
多くの変化が起こり、建物も建てられては消えていきましたが、共同体として我々を一緒につないでいるスピリットは今でも強く残っています。
中央区から来てくださった友人を、我々はその特別なサザランドスピリットで歓迎いたします。
我々の祝賀会は、中央区の400年祝賀祭に参加した我々が見た、あの色使いや壮大さにはかなうべくもありませんが、これは我々の歴史において特別の瞬間であり、皆さんがお祝いに来てくださり本当に嬉しく思っています。
同時に、今後数日間、我々の祝賀行事に皆さまと一緒に参加するのを楽しみにしています。明日クロヌラで行われる凧揚げ、明日の夜開催の100年祭市長主催舞踏会は、サザランド市の主要な特別行事であり、素晴らしい催しになるものと思います。この2つの行事に皆さまを特別ゲストとしてお招きできることを誇りに思います。
我が100年祭を記念してこのように素晴らしい彫刻を贈っていただき、サザランド市の市民を代表して感謝の意を表します。サザランド市と中央区の強い結びつきを表すシンボルとして、誇りを持って、今後ずっとこの彫刻をここに展示いたします。
我々の友情は、国際的なスポーツの分野にも広がっています。ワールドカップで、日本が日曜日にはクロアチアに勝ち、そして来週にはブラジルにも勝利するよう、お祈りします。
ありがとうございました。
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