中央区とサザランド市の姉妹都市提携から今年は15周年の節目を迎える。同時にサザランド市制100周年でもあることから、これを記念して中央区は交流派遣団を派遣することになった。
派遣団は区長、議長と区議会会派代表4人に教育委員に事務局をふくめて16名。このうち現地で「和凧揚げ」を実施する日本凧の会の茂出木会長ら3名も含む。
15日の夜、成田空港を発ち16日(金)と17日(土)に次の記念行事が予定されている。
16日=姉妹都市提携から15周年の祝賀調印式▽市庁舎に隣接する公園で記念事業「和凧揚げ」を実施▽市制100周年記念レセプション
17日=サザランド市の景勝地クロヌラビーチで記念事業「和凧揚げ」実施▽ポートハッキング川の自然公園を視察▽市制100年の市長主催記念事業
18日と19日はシドニー市ならびに郊外を視察して20日夕刻に成田空港着。
中央区で江戸開府400年を祝うパレードが行われた際にサザランド市の市長や議員が国際交流協会の招きで列席している。今回の派遣はこうしたサザランド市の礼に応えるもの。姉妹提携とともに中学生の交流は年々盛んになっていて双方の親たちに期待がこめられていて、そうした感謝の念も表する。
今回の派遣に共産党区議団が参加しない。その理由は、区の流れも周年行事は10年刻みとしていること、景気回復とはいえ中小零細には及んでいないので1千万を投ずることはやめるべきだ、と2つの理由をあげている。
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