朝潮運河の再整備が東京都により推進地区(特区)と指定され、地元のNPO「水と緑と光に輝く中央区研究会」のもと、新たに「朝潮運河ルネッサンス協設会」が誕生、4月28日、晴海トリトンで発会式が開催された。
協議会には月島地域の町会など16団体が参加、会長に就任した柴崎仁久氏は「水の都中央区に新たな水辺のにぎわいの拠点になるよう努めていきたい」と決意を披露。
設立に至るまでの経過について今井今朝良総務部長から報告があり、また16団体の組織も紹介された。
来賓の代表挨拶が相次ぎ、都の田中港湾整備部長は「歴史と伝統のある中央区が故に役者がそろっているので品川など先進地区と競い合い、水上レストランからオリンピックを見に行けるようになってほしい」と期待を寄せた。
また元建設局長の石川金治顧問は「水辺開発は立石都議のライフワーク。公共費削減の時代だが、地元の熱意が強い所には金が回ってくることは名橋日本橋が実証ずみ」と地域の熱意を鼓舞した。
千葉大工学部の宮脇勝助教授(顧問)は「学生たちのアイデア・思いが実現するよう期待している」「出来ることで応援したい」と挨拶。立石都義は、東京オリンピックのメーンスタジアムが晴海に出来る好機を強調するとともに「まちづくりは地域のアイデアと熱意が重要」との考え方も明らかにした。
引き続き開催中の「ふるさと物産展」を楽しんだのち、トリン像前の広場で、矢田区長や地元区議も加わり、発会パーティーがにぎやかに繰り広げられた。
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