今月7日、佃島小学校にスウェーデン王国のヴステルボッテン県知事が夫人と視察に訪れた。
午前9時半に、玄関から校長室に続く廊下を手作りの日本国旗とスウェーデン王国旗を両手に撮った6年生が並んでお出迎え。知事夫妻は、児童の作った花のアーチの下をにこやかに微笑みながら通っていった。
校長室で学校の概要を聞いたのち、6年生の授業を視察した。「主食は何んですか」といった子供たちからの予定していなかった質問にも答えていた。
パソコンルームでは、子どもたちがパソコンで手作りしたカレンダーが掲示されているのを目にして、「小学生のうちからこんな勉強をするのか」と驚きを示していた。また、日本の小学生は「ひらがな、漢字、カタカナ、ローマ字の4つも勉強しなければならないので大変ですね」と話していた。
最後に校長室で出された名産の佃煮を口にして「とてもおいしい」と喜んでいた。
再び6年生が通路をつくって見送りする際には、笑顔で1人ひとりに握手をして、子どもたちは照れながらも遠方から訪れた外国人とのスキンシップに嬉しそうだった。
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