人口10万達成と共に話題を集めているものが相次いで出現した高層住宅の防災対策。区は昨年、「高層住宅防災対策検討委員会」を設置して検討を進めてきたが、その報告書が明らかにされた。
気になるライフラインのうち電力については「高層住宅は高圧受電しているために安全性は高い」との見解が示された。また神戸などの例から上水、下水、ガスともに被害は少ないとも指摘。
また「ライフライン等を優先的に復旧することができれば、周辺の地域住民が供給できるようにすることで、高層住宅に住む居住者だけでなく区民全体に貢献することになる」と提案。またマンションの管理組合が区のアドバイスを受けながら、自主的に「震災時防災マニュアル」作成を手がけることが必要となる、とも指摘している。
|