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■ 4月10日発行  このページの先頭へ
豊洲大橋開通の凍結
月島連合町会が請願

 3月定例区議会の最終日に「豊洲大橋開通の凍結を求める請願」が、月島連合町会など3団体から提出された。
 請願の趣旨は、平成24年度の開通を予定している豊洲大橋について、環状2号線が新橋方面まで開通しない段階で豊洲大橋のみを開通した時の晴海・月島地域の公害、交通混乱を想定して「環状2号線が新橋方面まで開通するまでは凍結するように」と求めているもの。
 地元のまちづくり協議会で豊洲大橋の見通しが示されたことから反発がつのり、請願の提出となった。
 紹介議員は25名にのぼった。しかし、グループ未来の大塚、高橋議員は名を連ねなかった。「環状2号線の促進を求めるもの」と反発しているが、第2助役人事からの紛糾にケリがつかず、最大会派の自民党の求心力が失われているのではの見方も。
 請願の趣旨と理由は次のとおり。
 <請願主旨>環状2号線が新橋方面まで開通しない段階で、豊洲大橋を開通した場合通常交通が増加し、渋滞、地域の分断、大気汚染や騒音その他の環境悪化など様々な問題が深刻化するため、開通を凍結することを強く求めます
 <理由>現在、工事が進められている豊洲大橋は、平成20年度完成予定であり、一方、環状第2号線については、平成24年度に暫定開通する予定と聞いております。環状2号線が新橋まで開通しない段階で、豊洲大橋のみを開通した場合、通過交通の増加により深刻な問題が生じる。
 晴海通りについても、平成18年3月に晴海大橋が開通し、続いて有明まで延伸されるのが必須と聞いているが、通常交通の増加による渋滞や環境の悪化などが問題となっている。
 このような状態で、平成20年度に豊洲大橋を開通した場合、さらに多くの車両が晴海5丁目から三ツ目通りや晴海通りを通過するだけでなく地区内道路を通過することにより、生活動線まで侵されることとなり、渋滞、地域の分断、さらには大気汚染や騒音その他の沿道環境の悪化など月島地域の深刻な問題が生じます。また月島地域では、バスのみに依存する住民が圧倒的に多いため、渋滞等により通勤、通学、買い物など日常生活動線さえ庶断されようとしています。
 こうしたことから、月島地域一同として、環状2号線が新橋方面まで開通しない段階で、豊洲大橋は開通しないよう凍結を強く求めます。

 
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