石原都知事の発案で、来年2月18日(日)に都心の公道で始めて大規模な市民マラソン「東京マラソン」が開かれる。先日31日、その概要が明らかにされた。
主催は東京都と日本陸上競技連盟で、10キロロードレースとフルマラソンで、いずれも車イス利用可。制限時間は、10キロロードレース(5千人)は1時間40分、フルマラソン(2万5千人)は国内の都市マラソンでは最長の7時間を確保した。
10キロ、フルマラソンとも出発は西新宿の都庁前をスタートして、10キロレースは日比谷公園がゴールになる。フルマラソンは皇居、銀座、浅草などを経て、ゴールは東京ビッグサイト。
中央区内のコースは、日比谷から晴海通りの4丁目交差点を左折して銀座通りを直進し、永代通りで右折して新大橋通りへ、水天宮交差点をこえて清洲橋通りに入り浅草橋から浅草へ。浅草を折り返して再び同じコースを走る。銀座通りに戻り、4丁目交差点を左折して晴海通りへ、築地4丁目交差点を左折して本願寺前から新大橋通りを経て、入船交差点から佃大橋を渡り、月島グラウンドを横に見て春海橋、というコース。
昨年11月、区と議会は都の提案した予定コースに、銀座通りから名橋日本橋を渡るコースを提案した。これに対して、特に警視庁は「日本橋を渡って人形町に至ると昭和通りも規制することになる」として、中央通りと昭和通りの規制に難色を示していた。
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