今月11日の土曜日、午後1時から「中央区長を囲む囲碁の会」が、築地玉寿司の2階で開催された。40人に近い会員が1人3局の勝負を競い合った。
この会は平成11年1月、第1回を開催して以来、15回目を迎える。会長は国立がんセンター名誉院長の市川洋三郎氏がつとめ、玉寿司の中野里孝正社長、工団連の水野雅生会長が世話人をつとめている。親ゆずりで碁が大好きの矢田区長を囲碁仲間で励まそうと発足したもの。
集まったメンバーも異色。区内はもとより区外の人も多い。引退しても元気な千代田区の木村元区長、中野里社長と同じ9段の腕前という矢田区長の兄で弁護士の英一郎氏も参加。女性も3人いて、そのうち沙野光玲さんは銀座7丁目で開運占いサロンを開いて有名。定年退職して本を出版した人、安岡正篤に心酔して朝の読書会を開いている人など多彩な顔ぶれ。
真剣な対局は時の流れも忘れるほどに過ぎて行き、水野会長の司会で優勝からブービー賞までの賞品授与、引き続き懇親会がにぎやかに開かれ会員の近況を交換し合った。いわば囲碁仲間のサロンといった雰囲気。「碁を楽しむには時には負けてあげることを覚えなさい」と、木村元区長はさとしていた。
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