今年の冬は特に日本海側で未曽有の豪雪に見舞われ、多大な被害をこうむった。これに対して全国から義捐金や支援が寄せられ、地元の人たちに感謝されている。
　こうした豪雪被害を受けた新潟県津南町と長野県栄村による「津南・栄村観光振興連絡協議会」は、義捐金などの支援に感謝の気持ちと元気な姿を見ていただこうと、26日の日曜日午前11時から日本橋プラザで、豪雪ご支援「ありがとう」キャンペーンを開催する。
　津南町と栄村は県境をまたぐ仲で同一の生活基盤を有するところから、行政区画にとらわれない提携をすすめてきて、強い絆で結ばれている。今回の企画について、両町村の「食」「景観」「体験」そして「文化」を感謝の気持ちとして情報発信したいとしている。
　この企画には中央区をはじめ次の団体、企業が協力している。八重洲1丁目東町会、日本橋六の部町会連合会、日本橋プラザ（株）、（株）高島屋東京店。八重洲1丁目東町会の加藤会長は「町会員に津南町と取引のある業者がいて、この企画が実現しました。東京駅前ということで場所も日本橋プラザとなった」と話している。
　主なイベントは「食べる」「楽しむ」「魅せる」に分かれて展開されている。
　魚沼産の米のこだわり、地酒の試飲コーナーなど。また地元の雪がもちこまれて、滑り台なども楽しめる。併せて豪雪クイズも。自然たっぷりを表現した写真、絵手紙も展示される。なお22日から28日まで高島屋の地下2階レストラン街で写真展が開催される。