東京では珍しく雪の降った翌日の1月22日(日)、東日本橋3丁目「さつき会」の主催で、「モンゴル伝統の馬頭琴とホーミーを聴く会」を東京織物厚生年金会館のビオラで開催した。
地域での活動をする女性の会「さつき会」の20周年の記念行事として、「中央区文化・国際交流振興協会」「東京織物厚生年金基金」「日中人材交流研修協会」の後援も得て開催の運びとなった。
第1部は馬頭琴奏者、岡林立哉氏によるモンゴルの興味ぶかい話を交えながらの演奏だった。モンゴル伝統の馬頭琴の素朴な音、そしてホーミーという歌唱法に初めてふれその不思議な技法に衝撃さえ覚えるほど。どことなく心に染みる音色に参加者は感動し聴き入っていた。
休憩時には、岡林氏が持参したモンゴルのお茶「スーテーファイ」がふるまわれ、会場にはモンゴル大使館提供の写真、パンフレット、新聞などの展示があり、モンゴル文化にふれるひとときとなった。
第2部では馬頭琴の調べにのせて、さつき会の会員、五味さんによるモンゴル民話、「スーホの白い馬」の朗読に始まり、日本の童謡、沖縄の島唄なども演奏された。
参加者45人ほどの小さなコンサートでしたが、お子さんから高令の方まで、皆が楽しめる手作りの会となりましたと会長の川名一榮さんは感動を語っている。
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