鉄砲洲稲荷神社の恒例行事「寒中水浴」が、8日の日曜に実施された。
特製の水槽(約4×2メートル、深さ1メートル)には大きな氷も浮いていた。今年は地元の弥生会が全面的に協力して女性ふくめて50人が参加。また見物する人も多くて300人をこえる賑やかさだった。
この行事は亡くなった中川宮司が若い時にカリエスなどを患って病弱だったのを鍛えるため毎朝水浴を重ね、これを多くの人に知らしめようと始めたもので、今年で51回になる。新宮司の中川文隆氏も「体を鍛えるもの」と念をおしていた。
神にささげる体操をして、神社の周囲を一周したのち、合掌して祝詞を唱えながら水浴修行。周囲からカメラのフラシュが一斉にたかれた。
水浴が終ると体をふるえさせて一斉に近くの湊湯へ駆けていった。これも公衆浴場の協力による恒例行事。
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