世界のブールスシンガーとして知られる大木トオル チャリティーディナーショーが12月11日、ロイヤルパークホテルで開催された。
開演に先立ち、ロイヤルパークホテルが大木トオル氏が代表をつとめる国際セラピードッグ協会に寄付をする贈呈セレモニーが行われた。また大木代表からホテルの社長に感謝状が贈られ、セラピードッグともども記念撮影におさまった。
ディナーショーは昨年に続いて2度目。400人もの客が列席して会場は熱気にあふれた。特に大木氏の生まれ故郷の人形町からは商店街の重盛理事長ら40人も出席。これに応えて大木氏も舞台から、水天宮から人形町商店街までをユーモラスに紹介するとともに町をあげての応援に謝辞を表した。会場の入口には、大木グッズともいうべき、アメリカで修行した時から名をはせるまでの記念品が展示されていた。また会場には生前、大木氏を励まし続けた美空ひばりの養子、加藤氏やセラピードッグを支援し続けている民主党の鳩山幹事長が夫人同伴で列席、矢田区長と同じテーブルで懇親をふかめていた。
セラピードッグは、アメリカでは50年の歴史があり、動物介護療法として医療の現場で犬を介在し治療を行う。大木氏はこの国際的組織の日本代表として生涯を賭ける覚悟で取り組んでいる。捨て犬から育てあげた名犬テロルは本にもなり映画になって好評を博した。
国際セラピードッグ協会=電話から5537-2815。http://www.therapydog-a.org
|