区はごみ減量とリサイクル活動に積極的に取り組んでいる団体、企業に感謝状を贈り功績をたたえている。今年の贈呈式は5日に開催された。
<リサイクル団体>
有馬幼稚園PTA(中多宏之会長)▽築地武蔵野マンション(太刀川清)▽月島幼稚園PTA(鈴木猛夫会長)▽リバーシティ213号棟自治会(永田勝彦会長)
<地域クリーン団体>
蛎東美化クリーンクラブ(田所信樹)▽ななみ会(古澤悦子、築地7丁目)▽かやいちクリーン(高取良雄、茅場町1丁目)▽クイーンズパレス東京中央管理組合(秋元康幸理事長、八丁堀4丁目)
<クリーンボランティア>
秋本久江(銀座2丁目東)堀内才一(八丁堀4丁目東)鶴巻道子(蛎殻町2丁目)巽耕治(馬喰町1丁目北)久保田眞理(浜町2丁目)中村ひで(月島3・4丁目東)佐藤武司(晴海1丁目)
<三越日本橋本店>
新館、三越SDビルもふくむ。環境委員会を設置し、廃棄物10%削減の数値目標をかかげ、ごみ減量、リサイクルに全社あげて取り組んでいる。特に生ごみリサイクル率80%は区内デパートではトップクラスで、紙のリサイクルも75%をこえる。
廃棄物は紙類を7種類、紙以外を14種類に分別して、全社員でリサイクル、適正処理につとめている。特に紙類から作られたトイレットペーパーは三越SDビルで使用している。
<野村證券ビル>
紙のリサイクル率は98.3%と高く、さらに廃棄物の排出量を自主計量し、昨年度実績より2%削減する目標をかかげている。また、社内に清掃リサイクル委員会を設置し、毎月1回会議を開き、ごみ減量・リサイクルにとりくんでいる。
特筆すべきは、全社員のリサイクル意識をより高めるため、自社から排出された紙類でトイレットペーパーを委託生産して自社で使用している。
<塩澤ビル>(新富)
環境負荷を軽減するための方策について全社員に研修を行い、環境意識の高揚を図っている。事務所内に自社製の分別ボックスおよび機密文書容器を設置し、OA紙、新聞雑誌、機密文書など種類ごとに細かく分別してリサイクルしている。
さらに、収集業者に出す前に各紙類の再利用、廃棄の実測を行い、その量を把握することにより、紙類使用量の削減につとめている。
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