日本橋青色申告会が11月14日、東京国税局長から社団法人の設立を認可され、公益法人として活躍することになり、新しいスタートの記念式典と祝賀会が14日、明治座センターホールで盛大に開催された。
記念式典の司会は松永冨治理事の司会で進行。泉澤隆夫副会長が開会を宣したのち、浅野雄悦副会長が、昨年12月に検討委員会を発足させて以来、会員の協力で社団化が実現するまでの経過を報告。
会長の稲崎棟史氏は、青色申告制度が発足して55周年の意義ぶかい年に社団法人をスタートできる喜こびを語るとともに、「将来の発展は容易なことではないが、山積する課題に1つ1つ着実に取り組んで会勢の拡大をはかっていきたい」と意欲を示し、会員の協力をあおいだ。
来賓を代表して東京国税局の小部春美課税第一部長は、青申制度が発足して55周年の記念の年に都内で62番目の社団化実現を祝うとともに地域に密着した今後の活動を期待した。日本橋税務署の渡辺光治署長は、今日に至るまでの道のりは平坦ではなかったと敬意を表し、「少子高齢化社会の状況のもと、会勢拡大につながることを確信している」と語った。中央都税事務所の桜庭誠所長は、「地域社会での重要なパートナーとして、良き支援者、理解者として今後に期待しています」と祝辞を寄せた。
矢田区長は「さらなる大きなステップとして青色の輪を広げてほしい」、日本橋納貯連合会の福原常吉会長は「新しいスタートは会員の努力が実を結んだもので、名実ともに他の模範として発展しますように」とそれぞれ期待をこめた。
植田玲子理事の閉会あいさつで式典を終了し、引き続き祝賀会が開かれた。
会長 稲崎棟史▽副会長 浅野雄悦 泉澤隆夫▽理事 赤岡正博 植田玲子 松永冨治 本多雅良▽監事 鶴巻喜一郎 深作武。
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