商工会議所の中央支部は、13日、銀座ブロッサム(中央会館)7階で「まちづくり検討委員会」(廣瀬太郎委員長)の第2回説明会を開催した。会場は満席の盛況だった。
講師は都市再生本部の森下尚治事務局次長と中央区助役に就任したばかりの古田不曇氏の2人。森下氏は都心と臨海部の都市開発の方向について、吉田助役は築地市場移転問題の最近の動向について、それぞれ説明した。
森下氏は最近の大規模再開発は容積率を様ざまの手法でシフトすることが実現していること、オフィスだけではなくて、にぎわい、文化、水辺の活用といった付加価値を生みだしていると強調。
吉田助役は昨年12月に中央区が提案した鮮魚マーケットなどをとり入れた築地の将来像と、都のうちだした豊洲新市場の実施計画の概要を説明したうえで、築地場外を中心にした食文化と商いを維持発展させていくとの中央区の狙いを明らかにした。
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