自民党の中央区総支部は、11月22日、視察会を実施した。嶋田支部長、立石都議、平林日本橋部会長ら役員に35名が参加した。
今回のテーマは次の4点。(1)つくば研究都市「防災技術研究所」で地震対策、台風対策の最先端の実験を視察、(2)開通したばかりの「つくばエクスプレス」の体験乗車と街づくりの現状、(3)工事中の舎人線、上沼田東公園駅での説明、(4)IT都市・秋葉原ダイビルの産学共同体の現状。
防災技術研究所では、鈴木説明員によって、阪神・淡路大地震規模の地震を発生させての各種実験、1時間に500ミリの雨量での土砂災害の予防実験を視察した。
つくばエクスプレスでは、終点の「つくば駅」から「六町駅」まで試乗し、ロングレールで快適な運行状況や沿線開発を体験した。
舎人線では、19年開業をめざした「ゆりかもめ」級の電車で、都市交通のあり方を尾久橋通りの12キロメートルについて説明を受け、工事の進捗状況を、路線通りに日暮里駅まで視察した。
また、秋葉原ダイビルではIT産業と、発展する世界の「アキバ」に直にふれることによって、中央区の築地市場跡地の活用方法についても、想いを新たにした。
当日は、朝9時に明治座前をバスで出発して、それぞれを視察して回った。つくば研究都市を視察したのち、オークラホテルフロンティア2F「筑波峰」で昼食をとった。
バスの中では、意見交換が行われ、立石都議が都政について語るなど、和気あいあいの雰囲気で楽しみつつ、夕刻5時半に明治座で解散した。
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