晴海のトリトンスクエアで16日、「ヒポクラテスの木の植樹式」が行われた。この木は、日本ギリシャ協会の創立30周年記念としてギリシャから寄贈されたもの。植樹式では、キリアコス・ロドュサキス駐日ギリシャ大使、日本ギリシャ協会の秋山会長、矢田区長により、くわ入れをした。
晴海トリトンスクエアのトリトンは、ギリシャ神話に登場する海の神様の名による縁で、今回の植樹となった。植えられた場所は、晴海通りからビルの階段の右脇に入った所にある。
ヒポクラテスの木は、エーゲ海の東南にあるイルカの形をしたコス島にあるスズカケの老樹のこと。樹齢500年ともいわれ、この木の下で弟子に医学を教えたという。
植えられた木の横には記念碑も建立され、そこにヒポクラスの名言が刻まれている。「生命はみじかい 技術はながい 機会は去りやすい 経験はだまされやすい 判断はむずかしい」
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