「コミュニティビジネスが中央区に元気をよびこむ」をテーマに講演会とシンポジウムが、19日、区役所の大会議室で開かれた。区の商工課が委託したNPO法人「中央区中小企業経営セミナー」が企画するコミュニティビジネス入門講座のオープニングとして開かれたもの。
講演のテーマは、成功する都心型コミュニティビジネスで、浅草六区街の再生を手がけた政所利子さんが講師。電通から独立してフリーになった経歴から都心に関心が深いと自己紹介。バブル崩壊して小売の形態も変わり、また同時に危険・不安が同居する時代になった。一方で情報に一家3万円もふりこむ時代でもあると分析。各地のまちおこしを紹介。共通することは、情熱と知恵とボランティア精神。ビジネスチャンスは、ひょんな所にあり、地域ブランド作成の努力が必要であると強調していた。
|