5日の土曜、久松小学校で中央区環境保全ネットワークによる「子どもとためす環境まつり」が開催された。早朝からネットワークの会員、ボランティアが準備をして、企業の社員も多く参加した。
用意されたコーナーはそれぞれ工夫と努力の結晶で、子どもから大人まで楽しめるものが多く、人だかりができていた。親子で和紙の手漉きを体験したり、ルームランナーの上を走って発電し、模型電車を走らせたり、と賑わっていた。
久松小5年生による「私たちのもったいない」コーナーでは、お年寄りに昔の生活の仕方をインタビューして「ごみは捨てるのではなく資源になっていた」ことを知り、自分たちにできることについて発表していた。
まぐろの解体ショーでは、骨や皮が肥料や魚のえさばかりではなくて「化粧品などにも使われている」との説明を受けると、会場から「えー」と驚きの声があがっていた。
20キロを超えるマグロに大きな包丁が入ると、歓声があがり、さばかれたマグロの大きな頭を子どもたちは食い入るように見つめていた。試食が始まると、あちこちで、「おいしい」「うまァい」の声があがり「ごはんがほしいよ」「家で食べるより、ずっとおいしい」と話していた。
環境保全ネットワークは、平成14年に発足して以来、環境問題について活躍中。
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