6日の日曜、曇り空のもと健康福祉まつり・消費生活展2005が中央保健所、教育センター、福祉センター、あかつき公園で開催され、多くの人出で賑わった。
あかつき公園のステージでは、体に障害のある人、ない人もいっしょに踊れる「バリアフリーのダンス」が紹介され、太鼓連盟の演奏も披露されていた。京橋と日本橋の青色申告会が向かい合ってテントをはりバザーを展開。また銀座社交協会(GSK)も恒例の贈物などを集めて販売して人だかりができていた。
今年も民生委員がそろいの青いジャンパーを着て、車イスに高齢者を乗せて公園内を回るサービスを提供して好評だった。地域活動の自由団体が多く参加してテントを張り手づくりの作品を売るなど、にぎやかだった。
人のいちばん集まったところが築地食堂。築地の町会がボランティアで毎年開いていることから、これを目当てに訪れる人も多いという。テーブルでゆっくりとくつろぎ、談笑に華を咲かせていた。やはり築地ブランドの人気はさすがの声もあがっていた。
健康福祉まつりでは、点字体験や手話教室、乳がんの自己検診の紹介、食品添加物の実験も公開。そうしたなかで骨密度や体脂肪、血管年齢などを測定して相談を受けるコーナーでは順番待ちの盛況ぶりだった。
こども元気!で知られる小坂クリニックは、子どもの急病対応をテーマに「おもしろ小児科学」を開設していた。
今年も「よい歯の表彰」が行われた。8020(ハチマルニマル)の達成者は17人だった。区長があいさつの中で、「89歳で29本も自分の歯を持つ方もいらっしゃいます」と紹介すると、会場に驚きの声があがった。
また「よい歯のすこやか家族表彰」では、23組の家族が受賞。
区長からメダルをかけていただくと、子どもたちは真っ白な歯を見せて、にっこり顔になった。
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