区議会自民党一期生・礒野忠議員の講演会は、10月26日、銀座東武ホテルで区政報告会を開催した。
司会を斎藤兼一郎氏がつとめ青年部の川名英夫氏が開会を宣した。後援会の小川三夫会長は、初当選して2年半、「すこぶる元気で区政に全力投入している」として更なる支援を呼びかけた。
来賓を代表して深谷代議士は自らの選挙を応援してくれた姿を「父さんの後を継いで地域でいい付き合いをしている。その成長ぶりに感動と感銘を受けた」と、活躍ぶりを絶賛した。
立石都議も矢田区長もそれぞれ日ごろの地域や議会での活躍ぶりを紹介して、今後に期待をこめた。
区政報告に立った礒野議員は10月定例議会での一般質問を紹介。市場と環状2号線について「移転ありき」で強硬路線をとる東京都を鋭く批判するとともに、豊洲に移転するまで、築地での営業を続けるという都の姿勢をやり玉にあげ、場外を中心に鮮魚マーケットの実現に全力を尽くす、と約束した。また防災については防災拠点の具体的あり方、AEDの導入などに言及して区が充実を約束したと報告した。商店会については、チェーン店を会員にしていく努力についても言及。
途中駆けつけた保坂参院議員は、市場移転について総予算3600億のうち場外にも使えるよう国にも働きかけると説明して注目された。
最後に父の礒野義夫氏が挨拶。近況を報告した上で、息子に「力強い支援と厳しい叱咤を」と頭を下げた。
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