薬祖神社奉賛会(風間八左衛門会長)は、18日(火)例大祭を執り行った。
薬祖神社は、その名の通りお薬の神様で、明治41年、医薬の祖神と言われている大穴牟遅神(おおなむちのかみ)少毘古那神(すくなびこなのかみ)の2柱を祭神とする五條天神社より薬祖神の御霊を迎え大祭を挙行したのが始まりで、神社は昭和4年に旧薬貿会館屋上に造営され、昭和58年現在の昭和薬貿ビル(日本橋本町3−4−18)に改築となった際に、屋上に新社殿が造営され現在に至っている。特色としては、「神壷」(しんこ・おけら笹)が用意されている事だが、これは笹にクスリ壷を付けた敬いものである。
当日は、降りしきる秋雨の中、屋上の神社屋にテントを張り挙行。斎主は五條天神社宮司で、奉賛会の内匠屋副会長が祝詞奉納の後、関係者が玉串を納め式典を終了した。
また、昭和来貿ビル周辺は奉納堤灯が約240張り点灯され、特設屋台では日本橋浜町の「子供ばやし」が色を添え、恒例の『お汁粉』も振舞われた。
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