9月20日から始まった動物愛護週間にちなんで、区は23日、浜町公園で「飼い犬のしつけ方教室」を開催した。2回目の企画で、今回はNPO法人「犬の総合教育社会化推進機構」から講師が招かれた。犬をペットとしている区民42名が参加してにぎわった。
講師の土居誠氏は公認のマイスタードッグトレーナーで、犬の本能や習性などをわかりやすく説明。犬と一緒に参加していた区民は、散歩の仕方「すわれ・まて」などしつけについての基本を教わった。予定していた講義が終っても土居トレーナーのまわりには参加者が集まって、それぞれ、飼い方、トレーニングの仕様をたずねていた。
区民の8割が集合居住者となってペットを飼う人も増加し、飼い犬の登録は1500頭をこえる。同時に、しつけやマナーも問題視されるようになり、参加者は「犬へのかかわりの基本を教わった」と好評だった。
区の世論調査では、集合住宅でのペット飼育にはやむなしの空気が強いものの、鳴き声や散歩時のマナーについては厳しい声が特に年輩の男性につよい。一方、犬を飼う区民同士の交流も地域で行われており、入船橋下の空地では飼い犬の交流、運動のサークルも設けられている。
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