中央区唯一の相撲部屋、荒汐部屋が平成14年6月に開設されて3周年となり、3日の土曜日、両国国技館の地下大広間で記念パーティーが開催された。列席者は300人をこえて盛会だった。
司会は行司の木村純之助氏がつとめた。冒頭、弟子の力士7名と行司1人が紹介されて会場にはひときわ大きな激励の拍手がわいた。また、来年の3月までには力士が10名に達する予定であることも報告された。
来賓を代表して矢田区長が挨拶。「おかみさんの作る荒汐部屋」を伝えるホームページの素晴しさを語るとともにそのホームページを見て入門してきた弟子のいるとのエピソードを紹介した。
親方(元小結・大豊)の出身地魚沼市(新潟県)の星野市長も挨拶。地元の後援者や同級生も馳せ参じていることを報告するとともに「関取の誕生を首を長くして待っています」と、郷土の熱い思いを伝えた。
乾杯の音頭を坂戸区議がとって祝宴に入った。両国相撲甚句会によって荒汐部屋3周年を祝う甚句を披露。また、関取になって初めて結える大銀杏の結い方が披露され、そのモデルに弟子の國来(そうこくらい)がなり、見事な大銀杏が完成すると、列席者の喝さいを受けた。
ホームページhttp://www.arashio.net/arashio.html
|