NPO法人「水と緑と光に輝く中央区研究会」が、8月22日、晴海トリトンで第2回目の「朝潮運河まちづくりワーキング」を開催した。
司会を事務局長の鈴木英二郎氏がつとめ、柴崎理事長から会員の多数の参加に感謝の念が示された。来賓を代表して相談役をつとめる立石都議が挨拶。川が心のふるさととして評価され直されていることを指摘するとともに、フランスのストラスブールで体験した路面電車の導入に大きな期待を寄せた。
前回のワーキングを今井今朝良総務部長が報告。さらに事務局の杉原香さんが映像を通して、朝潮運河の個性・魅力を分析した。
月島地域の祭り、西仲通りの年中行事、そして東京湾大華火祭などに多数の人が参加して区外からも大勢が訪れていると指摘。さらに且つて駄菓子屋が31店舗もあった町で、また路地が生活の糧となっていた一方で、晴海は新しく個性に乏しいと、古いもの新しいものが同居して、こういう中で川と海が見直されている今、朝潮運河をシンボルに魅力をひきだせるのではと、投げかけた。これをもとにパネルディスカッションが展開され、「ともかく何か行動をおこそう」とパネラーが具体的な提案をした。新川副理事長のまとめで終った。
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