区議会の運営委員会(原田賢一委員長)が2日に開かれ第3回定例会を21日(水)から10月14日(金)までの会期で開会すると決めた。
主要議題は、平成16年度各会計決算を設置して審議を付託する。
さらに次の内容の補正予算も上程される。
補正予算の総額は5億1,656万円。歳入は国庫支出金が1億9,859万、繰入金1億5,846万、繰越金9億6,945万円で、財産収入として湊3丁目の再開発にともない11平方メートルの国有地売却分891万、月島第2公園の晴海通り拡幅にともなう都への売却3,269万4千、計4,160万4千円も含まれる。
都支出金は6億2,154万の減、特別区債も2億3千万円の減。
歳出の主な事業内容は次のとおり。
新富分庁舎の活用
住民情報システムの外部委託がひとまず終了してコンピューター本体を置いていた場所が来年2月で空室になるのにもとない、次のように活用する。
情報システム課=2・4・5階▽区民生活課の調査統計係=3階▽文化・国際交流振興協会=3階(講習室を活用して事業の充実を図る=来年4月から)
子ども家庭支援
勝どきの月島第2小学校前の都有地の活用で「子ども家庭支援センター」を予定していたが、建設スケジュールの見直しにより4億1,790万の減額を行う。予定していた福祉債(住民参加型ミニ市場公募債)も18年度に延期になる。
晴海に民間特養が
晴海の朝潮運河護岸(旧横浜植物防疫所晴海出張所)に小規模生活単位型(ユニット型)特別養護老人ホームが建てられる。敷地は約1,878平方メートルで地上6階建て。晴海苑と称し、法人は東京リネン系のトーリケアネット。19年4月オープン。区が建設費など2億9,389万円を助成する。
<認知症グループホーム>三位一体改革で予定していた国の補助金がなくなり、5億7,784万円は区の財源でまかなう。
<アスベスト対策>総額1,168万円。啓発用リーフレットの作成。個人の住宅と共同住宅の調査に2分の1助成など。
<土地の購入>佃中学に隣接した65.77平方メートルの土地を1,338万円で取得し公園に。
<まちづくり支援>月島第2児童公園の晴海通り側の飲食店10軒(月島誠栄商業協同組合)に営業緩続支援として2億5,846万円。
<窓ガラス飛散防止>小中学校と宇佐美学園の全ての窓ガラスに飛散防止フィルムを貼る。1億6,727万円。
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