夏のイベントの最後を飾る大江戸まつり盆おどり大会が26日（金）27日（土）の2日間、浜町公園で繰り広げられる。今年で16回となり、6万人の人出が予想されている。
　盆おどりの行われる浜町運動場の中央には名物のやぐらが置かれ、高速道寄りには例年、シートを敷いて家族づれが集まっていたが、広がる踊りの輪の支障になるため、今年は新たに「休憩スペース」を確保して、高齢者や身障者のくつろげる場とする。
　オープニングパレードは、26日午後5時半に人形町大通りから甘酒横丁を出発。浜町囃子を先頭に、江戸消防記念会が木遣りを披露しながら行進。実行委員会の小堀会長ら役員に区長、議長にミス中央も加わり、さらに日本橋地域の小学生、園児が手づくりの神輿を担ぎ、風船を振りながら行進。トリを飾るのが中央区民踊連盟で、「これがお江戸の盆ダンス」を踊りながら浜町公園まで行進する。
　会場の浜町運動場に到着すると、やぐら舞台で中央区和太鼓連盟が一斉に演奏してパレードを迎える。引き続き、江戸消防記念会が「まといふり」「はしごのり」を披露して会場を盛りあげ、盆おどり大会がスタート。
　2日目の27日には、中央区の伝統芸能、佃の盆踊、浜町囃子、浜町音頭を披露するとともに、友好都市・山形県東根市が、さくらんぼ小唄を演じて彩りをそえる。次々と盆おどりが続くなか、全員で手締めをして、太鼓連盟が揃いぶみ太鼓を演奏、あわせてサイリウムを打ちあげ、9時に終了する。
　公園では区内名物市（べったら市、歳の市、せともの市）が繰り出し、友好・交流都市のコーナー、アンテナショップなどが繰り広げられる。
　さらに2日間、主会場の周囲には、大江戸縁日コーナーが開設して、各店は列をなしてにぎわう。参画する団体は次のとおり。
　日本橋三の部地区委員会、日本橋七の部連合町会、新富町会、新川2丁目越二町会、月島連合町会、地区委員会、有馬、日本橋、常盤PTA、心障者考える会、女性海外研修の会、実扇会、八丁堀山王会、勝どき豊海地区委員会、実行委員会。

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