昨年末から始まった旧勤労福祉会館(東京労働スクエア)の解体工事が終り、跡地は更地になった。
地元には「勤福会館」の略称で親しまれ、とくに八丁堀地域では新年会や総会にと広く利用されてきただけに、解体前には連合町会から要望も出ていた。
東京都は跡地を民間に売却の方針だが、財産管理をする財務局では同敷地の地下に下水管が埋まっていて、ビルを建てるための事前調査を当分の間すすめるとしている。
都有地売却については、都立大跡地に立った民間マンションでいたい目にあっているため、都も慎重という。一方地元ではどういう施設を望むかの意見集約をしており、今後、区の仲介後に期待を寄せている。なお跡地については開放することなくフェンスで囲われたままになるという。
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