東京築地ライオンズクラブの代表が、13日、中央区役所を訪れて写真集25冊を寄贈した。
教育委員会を訪れた同ライオンズの代表は、幹事で会長代表の木内健太氏、元会長で元区議会議長の小林高光氏、そして今回の寄贈写真集の作者でもある写真家のBAKU斉藤氏の3人。
築地ライオンズは、12年前に創立30周年の記念事業として、戦禍にあえいでいるカンボジアに「ルビア学校」を建設するために尽力。その後もクラブメンバーの理解を得て、教材や薬を贈るなど、奉仕活動をとだえることなく続けてきた。
一方、同ライオンズの準メンバーでもある写真家、BAKU斉藤氏の力作『世界文化遺産写真集 アンコールと生きる』が発行された際にも協力した。
今月の16日から8月14日まで、東京都写真美術館で開催されているBAKU斉藤氏の写真展「アンコールと生きる クメール文明の今」にも支援している。
こうした経緯から、区内の小中学生にも世界の文化遺産であるアンコール遺跡やカンボジアの生活への理解を深めてもらうきっかけになればと寄贈に至った。寄贈は、写真集25冊と写真展の入場件25枚。
当日、教育委員会からは、平野教育長、小池次長、井上学務課長が列席した。世界遺産が人気をあおいでいるだけに、築地ライオンズの地道なボランティアに教育委員会として敬意を表していた。
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