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■ 7月25日発行  このページの先頭へ
初のグループホーム
「相生の里」10月オープン

  佃3丁目の旧青年館跡地に中央区で初めての施設、認知症害齢者のグループホームが10月1日(土)からオープンする。ケアハウスや筋トレもできる複合施設で、相生橋に隣接する場所から、名称は相生(あいおい)の里(さと)と決まった。事業運営はPFI事業者が行う。そのためか1か月当たりの入所料金が民間の老人ホームなみに高い。グループホームで約24万円、ケアハウスで20万から26万円になる。隅田川をのぞむ好立地にあるものの、この高額料金に応募がどうなるか注目を集めそう。建物は今月末に竣工して区に建物の所有権が移転する。8月1日から入所相談会を始めて9月1日入所者を募集。9月2日と3日に施設見学会。そして10月1日に入所開始とスケジュールになっている。なお、建設費は約22億円を要した。

  「相生の里」の特色は、まず施設の維持管理をPFI事業者に区が委託したこと。このPFIとは、プライベート・ファイナンス・イニシアチブの頭文字をとった略語で、辞典では「民間資金、民間経営を導入した社会資本整備方法、市場メカニズムの活用、リスク配分により効率的な施設整備を実現する」とある。自治体には育まれていない民間のノウハウを活用することで区の負担(税金)を少くして有効な施設の活用をはかっていくというもの。
  今回のPFI事業者は、日本橋3-3-9に本社を構える中央区佃高齢者介護福祉サービス株式会社(林雅樹社長)と決まった。
  施設で行うサービスは(1)入所施設(2)通所施設(3)24時間巡回型ホームヘルパーステーション(4)居宅介護支援事業所、の4つ。このうち、入所施設と通所施設のサービス内容は次のとおり。
  <入所施設>
  認知症高齢者グループホーム=比較的安定状態にある認知症の高齢者が、小規模なグループで共同生活をし、家庭的な雰囲気の中で、食事のしたくや掃除、洗濯などを行うための介護をする▽定員は、9名×2ユニットで18名。
  ケアハウス=自炊ができないなど、独立した生活に不安があり、家族の援助が受けられない高齢者が、できる限り有する能力を活用しながら、1人ひとりの個性や生活リズムに合わせた生活をおくる。プライバシーを重視した全室個室の居室により構成されたユニットごとに、リビングで食事や談話、娯楽を楽しみ、入浴・排泄などの介護を受けられる▽定員は80名で8名×10ユニット。このうち、自立型(自立・要支援)は32名で8名×4ユニット、特定施設入所者生活介護(要介護)は48名で3名×6ユニット。
  <通所施設>
  高齢者在宅サービスセンター=在宅で介護を必要とする高齢者に、食事・入浴などの介護や、生活に関する相談・助言、あるいは日常生活上の機能訓練をする。定員30名。
  ケアプラザ=筋力向上トレーニングの実践や体験
  建物の構造は次のとおり。1階=メイン厨房、タウンモール、ケアプラザ▽2階=グループホーム▽3〜5階=ケアハウス(要介護)▽6・7階=ケアハウス(自立)▽8階=デイサービスセンター▽地下一階=ヘルパーステーション・地域集会施設、駐車場
  問合せTEL=0120-189-405▽FAX=03-6220-1156。

 
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