月島第2児童公園前、晴海通り沿いの都有地(勝どき1-4)の都有地に「子ども家庭支援センター等複合施設」が建てられることになった。
東京都は平成15年度から重点事業として、都有地を活用しながら民間プロジェクトを推進する先行まちづくりプロジェクトを進めているが、勝どき1丁目の都有地にこのプロジェクトの実施地区の指定を行った。先行まちづくりプロジェクトとは、都営住宅の建替えなどにより新たに利用が可能になる都有地を活用して、民間プロジェクトの実施によりまちづくりを推進していく取組み。地域ごとの課題に対応したまちづくりの誘導目標を設定し、行政分野の縦割りをこえた横断的、総合的な取組みにより民間プロジェクトを誘導していく。
複合施設の建つ敷地は6,822.93平方メートル。地下1階、地上13階建てのビル。1・2階=保育園(1,793平方メートル)保育室(0〜5歳児)遊戯室・夕方のおうち。3階=子ども家庭支援センター(1,007・47平方メートル)交流スペース、地域活動室、一時保育室、相談室。4〜13階=区営住宅70戸。
今回のまちづくりの誘導目標は、都心部の好立地を生かし「子育て世帯が安心・快適に暮らせる、にぎわいのあるまち」をコンセプトに、子育て支援施設の整備や、人と環境に優しい居住環境を整備する、としている。
9月の区議会で契約案件を成立したのち10月に着工、約20か月の工期を経て平成19年7月に開設予定。
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