日本橋消防署は、23日日本橋中学校の2年生と先生140人を対象にして、AED(自動体外式除油動器)の使用方法などの普通救命講習を実施した。
これは、救命のための知識や技術を習得する普通救命の講習に加えて、中央区が区の学校や施設など22箇所にAEDを新たに設置したことから実施された。
講習は、まず救命救急士から「命の大切さ」や「手当ての重要性」などの講義と、人命救助などの講義と、人命救助などの貴重な体験が生徒に伝えられた。次に実技に入り訓練用人形を用いての救命措置や、「AED」の操作として、心臓に刺激を与える通電操作を行った。
講習を終えた生徒と先生に青木新二署長から講習終了の認定書が渡された。
講習に参加した生徒からは「時間がたつと忘れてしまうので、定期的に思い出して練習したい」「駅などで人が倒れている場合には、積極的にAEDを活用したい」「今後は上級救命講習に挑戦してみようと思った」など、感想を述べていた。
消防署は、救命現場に遭遇したとき、今回の講習が生かされることを期待していますとコメントした
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